エターナルパワー（1991年生、母ダッシングパワー）

エターナルパワー（1991年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時17歳）と交配したダッシングパワーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）加納牧場。戦績は、中央平地19戦1勝2着1回、地方7戦0勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

9月12日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は448kg。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったファンキーモモに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月2日、中2週で迎えた2戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3歳（1994年）

3月20日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい12着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた5戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスティールスズカを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月18日、中4週で迎えた7戦目は、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の妙高特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中舘英二騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入った。

8月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中舘英二騎手（8戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の葛飾特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中舘英二騎手（9戦1勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着を確保した。

10月1日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の小野川湖特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4歳（1995年）

2月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

2月12日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は安田富男騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に敗れた。

3月11日、連闘で迎えた17戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4月29日、中6週で迎えた18戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下の岩谷特別（福島芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（10戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

7月9日、中7週で迎えた20戦目は、松下裕樹騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月21日、中5週で迎えた21戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた22戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月11日、中4週で迎えた23戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。