モンサンアポロ（2008年生、母センシュートレジャ）

モンサンアポロ（2008年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フランスの観光地モン・サンミシェルより＋太陽神」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時9歳）と交配したセンシュートレジャが18歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中村理恵。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村農場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、山下新一によって325.5万円で落札された。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

12月4日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のペルックに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2011年）

1月29日、中7週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく16着に終わった。

5月21日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のこでまり賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

7月3日、中5週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

4歳（2012年）

3月3日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず18着に終わった。

4月22日、中6週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

7月28日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。