アクートゥス（2020年生、母アッフィラート）

アクートゥス（2020年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「鋭い(ラテン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時13歳）と交配したアッフィラートが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

3月25日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた2戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のアイアンムーンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

4月29日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳1勝クラスのゆきつばき賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

9月10日、デビュー戦は西塚洸二騎手を鞍上に据えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての13番ゲートからスタート。競走除外となった。

10月29日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西塚洸二騎手（2戦1勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

4歳（2024年）

3月10日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西塚洸二騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

3月16日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西塚洸二騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のキトゥンズマーチに1馬身の差をつけて制した。

4月27日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラスの胎内川特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西塚洸二騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

5月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西塚洸二騎手（6戦2勝）。17頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入った。

6月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの皆生特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西塚洸二騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月18日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの中京スポニチ賞（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西塚洸二騎手（8戦2勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウピースを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。