ワンダーポケット（2018年生、母フェアブルーム）

ワンダーポケット（2018年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「不思議な+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時20歳）と交配したフェアブルームが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者は有限会社下河辺トレーニングセンター。戦績は、中央平地2戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下河辺トレーニングセンターから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、下河辺トレーニングセンターから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

7月10日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

8月22日、中5週で迎えた2戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

4歳（2022年）

6月26日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、Horse&Hope（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

7月24日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

5歳（2023年）

3月11日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた6戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、春の水沢競馬オープニング賞（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

4月2日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた7戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

4月9日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は小林凌騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。