エーコーラメス（1990年生、母ジヤタイソロン）

Eiko Rameses

1990.03.19

エーコーラメス（1990年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のギャロップダイナ（当時10歳）と交配したジヤタイソロンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大道 秀男。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

安田伊佐夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

9月13日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は526kg。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた2戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた6戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったサツマノンリーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

12月26日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマニンアラームを別次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3歳（1993年）

1月23日、中3週で迎えた9戦目は、3歳オープンの若駒ステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた10戦目は、4歳500万下のくすのき賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。