グランガンプ（1999年生、母ナイトオブスターズ）

グランガンプ（1999年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大いなる＋積極性の略（ｇｕｎｐｔｉｏｎ）」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラローレル（当時8歳）と交配したナイトオブスターズが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

斎藤宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月9日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

4月6日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた3戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

9月30日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーネット賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着に入った。

11月3日、中1週で迎えた6戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の霊山特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

4歳（2003年）

8月16日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、藤川洋一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

9月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、一般C3-7（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤川洋一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキーウエストを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

9月22日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤川洋一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月22日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤川洋一郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3-8（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤川洋一郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。