ケイウンセンプー（1987年生、母ユメノテンザン）

ケイウンセンプー（1987年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のイエローゴツド（当時20歳）と交配したユメノテンザンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の5歳以上C1。

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

7月15日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

3歳（1990年）

8月19日、約12か月の休養明けで迎えた5戦目は、安藤賢一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた6戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた8戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月3日、中1週で迎えた10戦目は、音無秀孝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月18日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

4歳（1991年）

1月20日、中8週で迎えた12戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた13戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた14戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロヒスイに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月15日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大垣敏夫騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロパルダから半馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた18戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月23日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた21戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。