マテーラフレイバー（2018年生、母クリスチャンパール）

Matera Flavor

2018.04.01

マテーラフレイバー（2018年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「イタリアの都市名+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のマクフィ（当時11歳）と交配したクリスチャンパールが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は習志野牧場。2020年の’20ジェムストーン賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ユートピア牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

福永敏厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2020年）

4月27日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は435kg。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のトーセンヴァレリに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月1日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーセンヴァレリを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って断然人気に応えた。

9月21日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、2歳S3のゴールドジュニア（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月5日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカイジンチャンプに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月28日、中7週で迎えた5戦目は、2歳オープンの’20ジェムストーン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2021年）

1月30日、中4週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

4月13日、中9週で迎えた7戦目は、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた8戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳S3の若潮スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

9月21日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、紫苑賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた10戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、今年の冬もメガイルミ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

11月19日、中5週で迎えた11戦目は、Make New Way賞（大井ダート1650m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

12月7日、中2週で迎えた12戦目は、タンザナイト賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るプレストレジーナを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

12月27日、中2週で迎えた13戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、ウマきゅん賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4歳（2022年）

1月25日、中3週で迎えた14戦目は、道玄坂賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

7月1日、約5か月の休養明けで迎えた15戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月18日、中6週で迎えた16戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、サードニックス賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた17戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、サファイア賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したプレストレジェーロを差し切れず、3馬身差の2着となった。

10月6日、中3週で迎えた18戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、オパール賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず11着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた19戦目は、秋晴賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原周馬騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた20戦目は、晩秋賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原周馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた21戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、九段坂賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた22戦目は、B2五B3二（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、ユートピア牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

福永敏厩舎（大井）へ入厩。

5月8日、デビュー戦は菅原涼太騎手を鞍上に据えて、スピカ賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。15頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。