レンドアハンド（1995年生、母Janaat）

レンドアハンド（1995年4月4日）は、イギリスで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のGreat Commotion（当時9歳）と交配したJanaatが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外19戦8勝。1997年のグランクリテリウム(伊・G1)に勝利した他、2000年のモーリス・ド・ゲスト賞(仏・G1)で2着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

2歳（1997年）

5月30日、J.ウィーバー騎手を鞍上に据えて、7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったReap Rewardsから半馬身差の2着に敗北した。

7月9日、鞍上は2戦連続でJ.ウィーバー騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のBernardo Bellotto Iをクビ差制して初白星を挙げた。

7月16日、鞍上は3戦連続でJ.ウィーバー騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のOn The Matに約10馬身3/4の大差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月21日、鞍上は4戦連続でJ.ウィーバー騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のCalchasに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

9月11日、鞍上は5戦連続でJ.ウィーバー騎手（4戦3勝）。21頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のRabahに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月19日、2歳G1のグランクリテリウム（イタリア・サンシーロ芝1600m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続でJ.ウィーバー騎手（5戦4勝）。10頭立ての4番ゲートからスタート。最後は、2着のMowbrayに8馬身の差をつけてG1初挑戦初制覇を果たした。

3歳（1998年）

5月2日、D.ホランド騎手を鞍上に迎えて、3歳G1の2000ギニーステークス（イギリス・ニューマーケット芝1609m）に出走。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングオブキングスから1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月12日、G2のベルリンブランデンブルクトロフィー（ドイツ・ホッペガルテン芝1600m）に出走。鞍上は2戦連続でD.ホランド騎手（1戦0勝）。11頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったWaky Naoから半馬身差の2着に敗北した。

7月29日、G1のサセックスステークス（イギリス・グッドウッド芝1609m）に出走。鞍上は3戦連続でD.ホランド騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、G1のジャック・ル・マロワ賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。鞍上は4戦連続でD.ホランド騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1999年）

3月28日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、ナドアルシバマイル（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバダート1600m）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての2番ゲートからスタート。最後は、2着のムータティールに6馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

5月15日、D.オドノヒュー騎手を鞍上に迎えて、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

8月13日、G3のハンガーフォードステークス（イギリス・ニューベリー芝1467m）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のTeapot Rowに5馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手にした。

10月16日、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったSusuからクビ差の2着に甘んじた。

11月6日、G1のブリーダーズカップ・マイル（アメリカ合衆国・ガルフストリームパーク芝1609m）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（2戦2勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2000年）

3月25日、ドバイゴールデンシャヒーン（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバダート1200m）に出走。鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（3戦2勝）。14頭立ての7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月18日、鞍上は3戦連続でL.デットーリ騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のPipalongに1馬身半の差をつけて同レース5勝目を挙げた。

6月22日、J.ベイリー騎手を鞍上に迎えて、G2のコークアンドオラリーステークス（イギリス・アスコット芝1207m）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月13日、G1のジュライカップステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝1207m）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月6日、G1のモーリス・ド・ゲスト賞（フランス・ドーヴィル芝1300m）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったBold Edgeからクビ差の2着に甘んじた。