イーグルパス（2014年生、母サンクス）

イーグルパス（2014年2月26日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「アメリカの都市名。ワシは飛んで行く」。毛色は栗毛。種牡馬のサマーバード（当時8歳）と交配したサンクスが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は千葉県、生産者は（有）下河邉トレーニングセンター。2016年のウィナーズチャレンジ3に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下河辺トレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山本憲明によって324万円で落札された。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2016年）

5月4日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオールザベストに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ1（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

7月12日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ3（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のミルグラシアスをクビ差振り切って2勝目を手中に収めた。

8月4日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月5日、中5週で迎えた6戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

11月8日、中4週で迎えた7戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシーサイドジュニア特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したエチゴヤマトにアタマ差届かず2着に甘んじた。

12月6日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦のリバーサイドジュニア特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイントゥゾーンを上がり2位タイの末脚で3/4馬身差し切って3勝目をゲットした。

3歳（2017年）

1月18日、中5週で迎えた9戦目は、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（5戦2勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

2月27日、中5週で迎えた10戦目は、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた11戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の桃の花賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

8月23日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、処暑特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた13戦目は、やまなみ五湖「宮ヶ瀬湖」杯（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた14戦目は、弓張り月賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた15戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、快適生活♪にのみやLife杯（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた16戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、鉄道で楽しむ!ちばの旅賞（No.12）（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた17戦目は、胡桃特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4歳（2018年）

1月1日、中7週で迎えた18戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた19戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。