バイタルエリア（2019年生、母バイタルクィーン）

バイタルエリア（2019年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「サッカーで得点が起きやすいエリア。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフリオーソ（当時15歳）と交配したバイタルクィーンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は加野牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、加野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ノルマンディーファームによって726万円で落札された。

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,440万円（3.6万×400口）で一口馬主が募集された。

加藤士津八厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

3月27日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は524kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた2戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

5月28日、中5週で迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したタイキスパルタンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

6月11日、中1週で迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るプラチナジェットを圧倒的な末脚で半馬身差し切って未勝利戦を制した。

6月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

8月21日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

4歳（2023年）

8月13日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

12月4日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、特別編成（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、加野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ノルマンディーファームによって726万円で落札された。

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,440万円（3.6万×400口）で一口馬主が募集された。

井樋一也厩舎（金沢）へ入厩。

12月27日、デビュー戦は堀場裕充騎手を鞍上に据えて、一般C1二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての8番ゲートからスタート。出走取消となった。