スズグルーム（1989年生、母スズアトム）
Suzu Groom
1989.04.09
スズグルーム（1989年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルグルーム（当時9歳）と交配したスズアトムが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は村上牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の4歳新馬。
経歴
デビュー前
高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1992年）
3月8日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は400kg。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒロホルダーを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
3月21日、中1週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山芝1200m 外回り 雨/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャリオヴァルトに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
4月19日、中3週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1600m 外回り 雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は失速してしまい16着に敗れた。
5月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。
5月17日、連闘で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。
7月18日、中8週で迎えた6戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。
8月1日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名信広騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。
8月29日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名信広騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。
4歳（1993年）
1月17日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。
1月30日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。
2月20日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。
7月24日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。
8月7日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。
8月14日、連闘で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。