モンテソブリン（1985年生、母トーエイソブリン）

モンテソブリン（1985年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモンテプリンス（当時8歳）と交配したトーエイソブリンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害6戦2勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松山吉三郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

10月11日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオラクルアスカから5馬身差の2位に入線したが、その後失格となった。

10月31日、中2週で迎えた2戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/不良）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

3歳（1988年）

2月21日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

4月24日、中8週で迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた5戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。0着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、竹原啓二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

9月17日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを5馬身以上保って、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアンサーズラッキーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下の妙高特別（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月5日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（2戦1勝）。17頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい17着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた10戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

4歳（1989年）

1月29日、中9週で迎えた11戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノオサフネに約16馬身の大差をつけて制した。

4月23日、中3週で迎えた14戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で三浦堅治騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のベルアンドベルに3馬身の差をつけて制した。

6月4日、中5週で迎えた15戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で三浦堅治騎手（4戦2勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。13着に敗れた。

8月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三浦堅治騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。