トーワキャロル（1996年生、母トーワナゴン）

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

12月5日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3歳（1999年）

3月7日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた3戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた4戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた5戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

5月22日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、クリノグレースに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/重）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は竹之下智昭騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた11戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたギフテッドクラウン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

8月28日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、後続を2馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のメイショウイサリビに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月3日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の夙川特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

4歳（2000年）

7月22日、約10か月の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（2戦1勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下のタイランドカップ（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（3戦1勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた16戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた18戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた19戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 小雨）に出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2001年）

5月27日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。