メモリードライブ（2022年生、母ユアメモリー）

メモリードライブ（2022年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「メモリーを用いた外部記憶装置。父名および母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフォーウィールドライブ（当時5歳）と交配したユアメモリーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2025年の眞田皓太帯獲得記念特別編成(一般C2六)。

経歴

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

10月14日、デビュー戦は佐々木大輔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は524kg。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

3歳（2025年）

2月2日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5月17日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

7月9日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェルカド特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月24日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

9月24日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた8戦目は、グランシャリオドリーム68（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は落合玄太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月21日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 曇/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマーゴットビーストを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた10戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、眞田皓太帯獲得記念特別編成（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスマートピリカに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月25日、中2週で迎えた11戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、未来&笙伍挙式記念（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のヌンルチルを半馬身振り切って3勝目を挙げた。