ジェイズミラクル（1996年生、母アサーション）

J's Miracle

1996.04.02

ジェイズミラクル（1996年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時4歳）と交配したアサーションが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

7月25日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

8月8日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

9月12日、連闘で迎えた4戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

9月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、リードを2馬身以上保って、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサイレントクルーズに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。