ナイル（2006年生、母ハウトゥーウィン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、渕瀬ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

9月25日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のノトノハナヨメに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月5日、中9週で迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のみずどり特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のサイレントヤマトに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3歳（2009年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福寿草特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

2月11日、中5週で迎えた5戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフレッシュフェブラリー特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月8日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、材木座特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた7戦目は、爽秋特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた8戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、川崎ジョッキーズカップ（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

4歳（2010年）

8月24日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

9月10日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九十（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

10月29日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。