ラガーラブリン（2007年生、母ラガーページェント）

ラガーラブリン（2007年2月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時12歳）と交配したラガーページェントが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は今牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

1月11日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

3月20日、中9週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、5着に入り込んだ。

6月20日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

8月1日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったピアノボレロに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中2週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のセンターバージニーをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

10月16日、中7週で迎えた7戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

11月20日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

4歳（2011年）

1月8日、中6週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3月19日、中9週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

5月15日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荻野琢真騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

7月2日、中6週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。