スマートキングダム（2007年生、母スマートノーブル）

スマートキングダム（2007年3月31日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋王国」。毛色は青毛。種牡馬のロージズインメイ（当時7歳）と交配したスマートノーブルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地6戦0勝、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は2011年の一般C7。

経歴

デビュー前

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

4月18日、デビュー戦は高田潤騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は442kg。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高田潤騎手（2戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて18番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月11日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で高田潤騎手（3戦0勝）。17頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で高田潤騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

12月3日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた7戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた8戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

4歳（2011年）

1月3日、中0週で迎えた9戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグッドメロディーをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

1月20日、中1週で迎えた10戦目は、端月特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた11戦目は、葉牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロックエンジンに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は高田潤騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。