レイキッシュボーイ（2010年生、母ウエイアウト）

レイキッシュボーイ（2010年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「粋な男子。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のスマートボーイ（当時15歳）と交配したウエイアウトが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地4戦1勝、地方30戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額893万円（4.47万×200口）で一口馬主が募集された。

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

2月16日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のダブルウォーを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月21日、約10か月半の休養明けで迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に敗れた。

4歳（2014年）

1月25日、中4週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

3月22日、中7週で迎えた4戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5月18日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、葛巻まちなか新緑まつりレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

7月14日、中7週で迎えた6戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、南部虎ノ尾レース（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた7戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、華やぎの着物筑紫野ゆかたレース（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

8月25日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた8戦目は、二戸まつりレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハーツコンセンサスを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って久々に勝ち星を挙げた。

5歳（2015年）

4月6日、約7か月半の休み明けで迎えた9戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、葉牡丹（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた10戦目は、駒形賞（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、イルデフランス（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた12戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月31日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、秋田場外開設記念岩見川賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた14戦目は、盛岡プレミアム商品券発行記念賞（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた15戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、ゆかたのまち盛岡賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

12月13日、約5か月の休養明けで迎えた16戦目は、鈴木麻優騎手を鞍上に迎えて、奥州江刺・越路スキー場賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた17戦目は、くずまきミルンちゃん賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木麻優騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6歳（2016年）

1月3日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、胆沢・全日本農はだてのつどい賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木麻優騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木麻優騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキョウエイビジンを半馬身振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

3月28日、連闘で迎えた20戦目は、トキメキの春賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木麻優騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のリオサリナスをアタマ差振り切って制した。

4月11日、中1週で迎えた21戦目は、希望郷いわて国体開催記念一戸町賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木麻優騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したナムラキャニオンに半馬身届かず2着となった。

4月25日、中1週で迎えた22戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、栗駒国定公園焼石連峰賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るユナイテッドボスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

5月4日、連闘で迎えた23戦目は、熊本地震被災者支援（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したマンボプリンスに半馬身届かず2着となった。

5月16日、中1週で迎えた24戦目は、リバースター賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したコスモリオに半馬身届かず2着に敗北した。

5月30日、中1週で迎えた25戦目は、とわだぴあ賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジェネラルバイオに6馬身の差をつけて優勝

6月13日、中1週で迎えた26戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、シルバーサドル賞（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた27戦目は、いろはす賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた28戦目は、たねいちウニまつり賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るドナエテルニテを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目を掴み取った。

7月25日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

8月8日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた30戦目は、横手元祖たらいこぎ選手権賞（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（7戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた31戦目は、三種町じゅんさい賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（8戦3勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木祐騎手（9戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

12月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた33戦目は、花菜好きシンビジューム賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木祐騎手（10戦3勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

7歳（2017年）

1月2日、連闘で迎えた34戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木祐騎手（11戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。