ミホノラシアン（1988年生、母エビスコトブキ）

ミホノラシアン（1988年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時8歳）と交配したエビスコトブキが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）カナイシスタッド。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回、地方42戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

10月6日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったタマモロードに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

3歳（1991年）

5月19日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったイブキノホンジンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月22日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスエヒロプリンスをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

7月7日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、太田義広騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のカツヒリユウをアタマ差制して久々の実戦を制した。

11月25日、中1週で迎えた8戦目は、もみじ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太田義広騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた9戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太田義広騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイワンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1992年）

1月16日、中3週で迎えた10戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、名古屋ジョッキーカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月13日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は太田義広騎手（3戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた12戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太田義広騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた13戦目は、あすなろ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太田義広騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月23日、中0週で迎えた14戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で太田義広騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた15戦目は、さくら特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太田義広騎手（7戦2勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた16戦目は、C1ロ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で太田義広騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったチェンジオブハートから半馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中0週で迎えた17戦目は、B2ハ（中京(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で太田義広騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた18戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で太田義広騎手（10戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月23日、中3週で迎えた19戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で太田義広騎手（11戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月1日、連闘で迎えた20戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で太田義広騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた21戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で太田義広騎手（13戦2勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドデルレイに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月20日、中3週で迎えた22戦目は、B2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で太田義広騎手（14戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月25日、中4週で迎えた23戦目は、ききょう特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で太田義広騎手（15戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた24戦目は、原口次夫騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（中京(地)ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツナイスからハナ差の2着に甘んじた。

10月15日、連闘で迎えた25戦目は、B2ロ（中京(地)ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原口次夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のノムラエースをクビ差制して5勝目をマークした。

11月3日、中2週で迎えた26戦目は、村瀬好彦騎手を鞍上に迎えて、B1（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた27戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村瀬好彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月27日、中1週で迎えた28戦目は、ピラカンサ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村瀬好彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた29戦目は、水仙特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村瀬好彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったフエートグリンからクビ差の2着に惜敗した。

12月25日、中1週で迎えた30戦目は、さざんか特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村瀬好彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンダツヤッピーから半馬身差の2着に敗北した。

5歳（1993年）

1月7日、中1週で迎えた31戦目は、初春特別（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で村瀬好彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスノーボールからクビ差の2着に甘んじた。

1月22日、中1週で迎えた32戦目は、万両特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村瀬好彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノヤマトに5馬身の差をつけて6勝目を手にした。

2月19日、中3週で迎えた33戦目は、クロッカス特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で村瀬好彦騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月24日、中4週で迎えた34戦目は、フリージア特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で村瀬好彦騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村瀬好彦騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフエートグリンからハナ差の2着となった。

7月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた36戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、アマリリス特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスノーボールからクビ差の2着となった。

8月23日、中5週で迎えた37戦目は、サードニクス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村瀬好彦騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1994年）

3月3日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、さくら草特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月11日、中9週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた39戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は村瀬好彦騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月1日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた40戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村瀬好彦騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月30日、中3週で迎えた41戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村瀬好彦騎手（13戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた42戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村瀬好彦騎手（14戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた43戦目は、鈴木真一騎手を鞍上に迎えて、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月2日、中6週で迎えた44戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリーチボーイをアタマ差制して久しぶりに勝利を挙げた。

7歳（1995年）

1月3日、中4週で迎えた45戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木真一騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた46戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木真一騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた47戦目は、一般C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木真一騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月24日、中5週で迎えた48戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木真一騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。