フラップワン（1995年生、母フレンチフラップ）

フラップワン（1995年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時8歳）と交配したフレンチフラップが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグジャパンファーム。戦績は、地方7戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のうしかい座特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1998年）

5月17日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は479kg。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシノジュエルに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月2日、中1週で迎えた2戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。2着となった。

7月7日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアカギスリーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月25日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、ロマンスラピートにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（1999年）

4月14日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、うしかい座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のバーニングトップに3馬身の差をつけて久々の実戦を物にした。

10月8日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したクリノグロウエルにアタマ差届かず2着に甘んじた。

11月9日、中4週で迎えた7戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。