スーパーコウベ（2000年生、母タカラヴィーナス）

Super Kobe

2000.04.23

スーパーコウベ（2000年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時14歳）と交配したタカラヴィーナスが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ローレルファーム。戦績は、地方14戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

成田清輔厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2003年）

3月25日、デビュー戦は林幻騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は447kg。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

5月2日、中4週で迎えた2戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヨシノマーベラスに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月3日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

8月6日、中4週で迎えた5戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

9月11日、中4週で迎えた6戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

11月11日、中5週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

4歳（2004年）

4月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、一般C3五イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤裕太騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた11戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C3五ア（船橋ダート1400m 内回り 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた12戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（船橋ダート1400m 内回り 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の負けじ心を発揮してどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着を確保した。

7月27日、中5週で迎えた13戦目は、一般C3六ア（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

8月15日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3-11 12（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。