モラルダンサー（1990年生、母ヒライワニセイ）

モラルダンサー（1990年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のニゾン（当時15歳）と交配したヒライワニセイが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小西章。戦績は、中央平地17戦0勝2着1回、地方24戦2勝。主な勝ち鞍は1993年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

佐藤勇厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

6月20日、デビュー戦は東田幸男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

7月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は東田幸男騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

8月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で東田幸男騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東田幸男騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月26日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したアイアンダイオーを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高橋康之騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で高橋康之騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で高橋康之騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で高橋康之騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

3歳（1993年）

1月10日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で高橋康之騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた16戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は清水英次騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

2月20日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月17日、中7週で迎えた18戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月26日、連闘で迎えた19戦目は、アラ系4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月23日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系4歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルノスカイオーをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

6月26日、中4週で迎えた21戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C5-1（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月4日、連闘で迎えた22戦目は、あさがお特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C4-3（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月3日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、四宮幸志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のKUTV杯（高知ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた26戦目は、アラ系一般C4-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた27戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C4-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系一般C4-1（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は四宮幸志騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた29戦目は、南天特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西内忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1994年）

1月1日、中4週で迎えた30戦目は、アラ系一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた31戦目は、アラ系一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西内忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月30日、連闘で迎えた32戦目は、アラ系一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた33戦目は、アラ系一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた34戦目は、竹崎大祐騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C4-3（高知ダート1300m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月9日、中4週で迎えた35戦目は、アラ系一般C3-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた36戦目は、アラ系一般C3-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は竹崎大祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた37戦目は、アラ系一般C3-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹崎大祐騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のセイワイチバンをアタマ差制して2勝目をつかんだ。

6月7日、中0週で迎えた38戦目は、白百合特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹崎大祐騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた39戦目は、ひまわり特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は四宮幸志騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた40戦目は、アラ系一般C2-3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた41戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3-1（高知ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。