ロングキャロル（2006年生、母ロングパピー）

ロングキャロル（2006年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋賛歌」。毛色は鹿毛。種牡馬のナリタトップロード（当時10歳）と交配したロングパピーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高野牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

3月21日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のメイショウホオズキに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月5日、中1週で迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1600m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦1勝）。17頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい17着に終わった。

12月5日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2010年）

1月11日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大下智騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

3月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大下智騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

4月18日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大下智騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。