グレイジャックマン（2016年生、母シークレットコサージュ）

Gray Jackman

2016.03.25

グレイジャックマン（2016年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「灰色+人名より」。毛色は芦毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時16歳）と交配したシークレットコサージュが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、エバグリーンセールスコンサインメントから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、丸沼千明牧場によって3,348万円で落札された。

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

9月23日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

10月21日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたペルソナデザイン決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

11月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2019年）

6月23日、約7か月半の休養明けで迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/重）に出走。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のラヴィアンレーヴを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

5歳（2021年）

2月27日、約20か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。