スノートグランデ（1984年生、母クインスペンサー）

Snort Grande

1984.05.07

スノートグランデ（1984年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンアンサー（当時18歳）と交配したクインスペンサーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1986年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

藤本冨良厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

9月7日、デビュー戦は関口睦介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は506kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた3戦目は、嶋田功騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスーパーファントムを鮮烈な末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月19日、中2週で迎えた4戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、3歳400万下のきんもくせい特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

11月2日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳400万下の野菊賞（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では決め手が足りず3着に終わった。

3歳（1987年）

6月13日、約7か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳400万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は嶋田功騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ビンゴスナイパーに半馬身交わされて2着となった。

7月11日、中3週で迎えた7戦目は、4歳400万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田功騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、インタービジョンに交わされて5馬身差の2着に敗北した。