キンジュ（2009年生、母シルクオリンピア）

Kin Ju

2009.03.01

キンジュ（2009年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタップダンスシチー（当時12歳）と交配したシルクオリンピアが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は宝寄山 忠則。戦績は、地方15戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宝寄山忠則から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、宝寄山忠則から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって241.5万円で落札された。

黒木豊厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2011年）

8月30日、デビュー戦は藤田弘治騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は421kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の芳夫・みち子祝!還暦記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のくろゆり賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったステートランドーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

10月26日、中0週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のケイト賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦の寒椿賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦のプリムラ賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったキーンリーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3歳（2012年）

3月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳戦の東日本大震災復興支援特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で平瀬城久騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦のまほろばの郷特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で平瀬城久騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で平瀬城久騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で平瀬城久騎手（11戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で平瀬城久騎手（12戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。