ナイスタッチ（2000年生、母シルバーキャスト）

ナイスタッチ（2000年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のナイスフレンド（当時9歳）と交配したシルバーキャストが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は坂井高春。戦績は、地方23戦2勝。主な勝ち鞍は2002年のアラ系2歳F1。

経歴

デビュー前

手嶋英治厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2002年）

8月12日、デビュー戦は松浦政宏騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系2歳F2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビソウベンチャーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系2歳F1（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月3日、中0週で迎えた4戦目は、アラ系2歳F2（園田ダート820m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月22日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系2歳F1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で松浦政宏騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系2歳F1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦政宏騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系2歳F1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松浦政宏騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフジノユーノスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

11月27日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系2歳T1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松浦政宏騎手（7戦2勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンの園田2歳優駿（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松浦政宏騎手（8戦2勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

3歳（2003年）

1月3日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系3歳T1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で松浦政宏騎手（9戦2勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で松浦政宏騎手（10戦2勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で松浦政宏騎手（11戦2勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で松浦政宏騎手（12戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C9（姫路ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は14戦連続で松浦政宏騎手（13戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月12日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は15戦連続で松浦政宏騎手（14戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のクリスタル賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で松浦政宏騎手（15戦2勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は17戦連続で松浦政宏騎手（16戦2勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 曇/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は18戦連続で松浦政宏騎手（17戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 雨/不良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は19戦連続で松浦政宏騎手（18戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上C8（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で松浦政宏騎手（19戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上C8（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で松浦政宏騎手（20戦2勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた22戦目は、アラ系3歳以上C8-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は22戦連続で松浦政宏騎手（21戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系3歳以上C8-1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で松浦政宏騎手（22戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。