ジュエリーストーム（2013年生、母ルビーズアンドダイアモンズ）

ジュエリーストーム（2013年2月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「宝石の嵐」。毛色は鹿毛。種牡馬のストーミングホーム（当時15歳）と交配したルビーズアンドダイアモンズが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

3歳のとき、ダーレー・ジャパンから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、カロッテファームによって108万円で落札された。

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

8月22日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったタンタラスノオカにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

10月18日、中7週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて17番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、5着に終わった。

3歳（2016年）

2月20日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

4月10日、中6週で迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月9日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

12月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、長崎街道鳴瀬宿特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4歳（2017年）

1月20日、中4週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた9戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、深谷市「ふっかちゃん」カップ（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月3日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

2月22日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、日高市の花曼珠沙華制定記念（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。