ワンダーステラ（1994年生、母ワンダーレジスト）

Wonder Stella

1994.03.31

ワンダーステラ（1994年3月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時20歳）と交配したワンダーレジストが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林 孝輝。戦績は、中央平地7戦2勝。1997年の桜花賞(牝G1)で4着に入った他、1997年の紅梅賞(オープン 牝)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

12月1日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のラストコールに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

3歳（1997年）

1月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンの紅梅賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一寸刻みに前との差を詰めて、最後は2着のナイトクルーズをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

2月16日、中5週で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は石橋守騎手（3戦2勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳G1の桜花賞（阪神芝1600m 雨/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（4戦2勝）。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを18番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

4月26日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳G2のサンケイスポーツ賞4歳牝馬特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（5戦2勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。