ランサムトラップ（2017年生、母アズマタイガー）

Ransom Trap

2017.05.04

ランサムトラップ（2017年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「身代金の罠」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時18歳）と交配したアズマタイガーが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中山 高鹿康。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大作ステーブルから「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、福田光博によって216万円で落札された。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月6日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は418kg。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月2日、中3週で迎えた2戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3歳（2020年）

1月19日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で藤田菜七子騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田菜七子騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

2月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田菜七子騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月19日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた8戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた9戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

12月4日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のタンザナイト2200（船橋ダート2200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた11戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4歳（2021年）

1月3日、中1週で迎えた12戦目は、大黒天賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

1月28日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3月4日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、阪上忠匡騎手を鞍上に迎えて、2021川崎ジョッキーズカップ第2戦（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

4月8日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた15戦目は、一般C2六七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。