ナギサノナツコ（2021年生、母サマーコード）

Nagisano Natsuko

2021.04.22

ナギサノナツコ（2021年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時10歳）と交配したサマーコードが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は樋渡 志尚。

経歴

デビュー前

1歳のとき、樋渡志尚から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、樋渡志尚から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会MMCによって484万円で落札された。

伊藤滋規厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2023年）

10月27日、デビュー戦は木間塚龍馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦のユーカリデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は435kg。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。

11月29日、中4週で迎えた2戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は木間塚龍馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

3歳（2024年）

1月18日、中4週で迎えた4戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

5月23日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

5月30日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた7戦目は、山本大翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた8戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林捺花騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ネコニコタツに半馬身交わされて2着となった。

8月20日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木間塚龍馬騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

8月29日、連闘で迎えた11戦目は、佐野遥久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の今日は肉の日千葉の牛肉せんば牛（船橋ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

9月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山本大翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

11月1日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2八九十ウ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐野遥久騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、3着を確保した。