フクネン（2018年生、母ケージーフジムスメ）

Fukunen

2018.03.01

フクネン（2018年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「福の音より」。毛色は栗毛。種牡馬のカレンブラックヒル（当時9歳）と交配したケージーフジムスメが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は岩見牧場。主な勝ち鞍は2022年の一般C2。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月17日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

3月21日、中8週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

6月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

8月17日、中9週で迎えた4戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトききょう特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

11月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメルカデオに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

12月5日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

デビュー前

桜田浩樹厩舎（岩手）へ入厩。

デビュー前

桜田浩樹厩舎（岩手）へ入厩。

4歳（2022年）

3月11日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るグランディオサを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月11日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るユウガを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

5月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

9月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、キリン一番搾り賞（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた14戦目は、食べよう!いわての美味しいお米賞（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（7戦2勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。