カシノアプローズ（2015年生、母ダンツスウィフト）

Kashino Applause

2015.04.15

カシノアプローズ（2015年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋喝采」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時17歳）と交配したダンツスウィフトが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は加藤 重治。主な勝ち鞍は2018年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、加藤重治から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、柏木務によって442.8万円で落札された。

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

8月26日、デビュー戦は義英真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は504kg。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

10月28日、中5週で迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

12月23日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

3歳（2018年）

1月28日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

2月25日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた7戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したフューチャフラッグにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は岡村健司騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤエノプリーマに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月12日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のソウシソウアイを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

5月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

5月19日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡村健司騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた14戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた15戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。