ヴェークレール（2008年生、母ソレイユドール）

ヴェークレール（2008年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のソングオブウインド（当時5歳）と交配したソレイユドールが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、地方24戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年の「がんばれ!ホッカイドウ競馬」賞(一般C4-6)。

経歴

デビュー前

千葉津代士厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2011年）

7月19日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、一般C4-8（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエフテーヴィグラスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月18日、中3週で迎えた2戦目は、一般C4-7（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したムーンレジェンドを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中4週で迎えた3戦目は、一般C4-6（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた5戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、「がんばれ!ホッカイドウ競馬」賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメタボパワーに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず11着に敗れた。

11月16日、連闘で迎えた7戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

12月6日、中2週で迎えた8戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

4歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、優人くん 3歳バースデー記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた11戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた12戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた13戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったコーリンヴァレロに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた16戦目は、JA海部東かぶとまいカップ（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したデンコウツバサにハナ差届かず2着となった。

4月11日、中2週で迎えた17戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

4月16日、連闘で迎えた18戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた19戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、和弘&真理子新婚生活スタート杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したアンダーザローズを差し切れず、1馬身差の2着となった。

5月14日、中1週で迎えた20戦目は、洋介☆真友美結婚おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた21戦目は、一般C16（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた22戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で持原大志騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた23戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、七厘焼肉絆一周年記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

6月28日、中0週で迎えた24戦目は、一般C13 16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムサシトップガンに5馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。