タマモアルバ（2010年生、母チャームピクチャー）

タマモアルバ（2010年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋夜明け（伊）。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時12歳）と交配したチャームピクチャーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地18戦1勝、中央障害6戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

12月16日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は484kg。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3歳（2013年）

1月6日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に敗れた。

3月3日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず最後はブレイヴフィートと並んで6着同着となった。

3月17日、中1週で迎えた4戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

3月23日、連闘で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4月14日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月19日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月1日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のターフジェニックをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月15日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

9月29日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で国分恭介騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で国分恭介騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

12月1日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

4歳（2014年）

1月19日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

3月22日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

7月20日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた18戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/稍重）に出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のウメジマダイオーに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

5歳（2015年）

4月19日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5月9日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月6日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。競走中止となった。