グラッドレディ（2001年生、母タカイロドリゴ）

グラッドレディ（2001年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋淑女」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時14歳）と交配したタカイロドリゴが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中本牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方30戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C7-1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中本牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

11月30日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は406kg。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1000m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

3歳（2004年）

1月24日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。17頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた4戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

3月27日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

7月24日、中9週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（6戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

4歳（2005年）

3月2日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、成清幸紀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C8-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

3月30日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C7-1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で成清幸紀騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のボストンアポロンを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月13日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で成清幸紀騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で成清幸紀騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたラフカットジュエル決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月31日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で成清幸紀騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で成清幸紀騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で成清幸紀騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたセイントレッド決め手に屈してクビ差の2着となった。

7月7日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で成清幸紀騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月20日、中1週で迎えた20戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上C3（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C3-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で渡瀬和幸騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡瀬和幸騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月17日、中2週で迎えた27戦目は、兵庫県競馬施設利用協会特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡瀬和幸騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた28戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C4一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

5歳（2006年）

1月2日、中1週で迎えた30戦目は、スーパーバードカップ（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（9戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた31戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた32戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた33戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C7一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武藤隆一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた35戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キャンディランランにハナ差交わされて2着となった。

6月29日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C5一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月26日、中3週で迎えた41戦目は、3歳以上C4二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。