ユートベスト（1986年生、母セントラルカズリナ）

Uto Best

1986.05.22

ユートベスト（1986年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のストラダビンスキー（当時11歳）と交配したセントラルカズリナが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は桑原牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

宮本悳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

4月2日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、勝ったバンブービギンにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

6月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4歳（1990年）

3月4日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

5月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。