ダンツクォーレ（2017年生、母ジルニーナ）

Dantsu Cuore

2017.03.05

ダンツクォーレ（2017年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋心（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスピルバーグ（当時8歳）と交配したジルニーナが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中スタッド。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中スタッドから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、山元哲二によって669.6万円で落札された。

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

6月30日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は466kg。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

9月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月7日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

3歳（2020年）

1月5日、中3週で迎えた8戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた9戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた10戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた11戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

2020年2月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。