ネオイメージ（1988年生、母サリュウスイセー）

ネオイメージ（1988年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時23歳）と交配したサリュウスイセーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）赤石牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方20戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年の一般C5-8。

経歴

デビュー前

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

12月9日、デビュー戦は安藤賢一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤賢一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

3歳（1991年）

6月23日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤賢一騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤賢一騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で安藤賢一騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤賢一騎手（5戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

8月10日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で安藤賢一騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤賢一騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた9戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、田中譲二騎手を鞍上に迎えて、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のパッシングテイオウに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月17日、中0週で迎えた12戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中譲二騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウスパートをハナ差制して2勝目を手にした。

4歳（1992年）

2月1日、中6週で迎えた13戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中譲二騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた14戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中譲二騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた15戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中譲二騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のキリーコンコルドをクビ差制して勝利をモノにする

4月12日、中3週で迎えた16戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中譲二騎手（5戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた17戦目は、宗石大騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた18戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は田中譲二騎手（6戦3勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイコーカザンに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月1日、連闘で迎えた19戦目は、一般C5-8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中譲二騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のバンリテイオーに3馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

6月27日、中3週で迎えた20戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中譲二騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた21戦目は、織姫特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中譲二騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月10日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中譲二騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた23戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は宗石大騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月29日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宗石大騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月13日、中1週で馬体重を前走からさらに13kg減らして迎えた25戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宗石大騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月5日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた26戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中譲二騎手（11戦5勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズランスキーから1馬身差の2着となった。

12月6日、中3週で迎えた27戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中譲二騎手（12戦5勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトゥギャザーから半馬身差の2着となった。

12月14日、連闘で迎えた28戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中譲二騎手（13戦5勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエフテマーガレットから2馬身差の2着となった。

5歳（1993年）

1月3日、中2週で迎えた29戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中譲二騎手（14戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた30戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中譲二騎手（15戦5勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。