プリズムスペクトル（2021年生、母ウエストローズ）

Prism Spectre

2021.04.24

プリズムスペクトル（2021年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレインボーライン（当時8歳）と交配したウエストローズが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はレジェンドファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳C1。

経歴

デビュー前

千葉幸喜厩舎（岩手）へ入厩。

2歳（2023年）

8月27日、デビュー戦は陶文峰騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 曇/良）に出走。馬体重は410kg。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた3戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

3歳（2024年）

3月29日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフリムカナイデヨに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったクイーンカードに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた7戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクリノカグヤに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた9戦目は、3歳M3のサファイア賞（盛岡芝2400m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（8戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳M2のオパールカップ（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で陶文峰騎手（9戦2勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた11戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳M1のひまわり賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた12戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の弘南鉄道乗りにいきま賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B1一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

11月1日、中5週で迎えた14戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた15戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では賦性の闘争心でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。