エイシンデインヒル（1997年生、母エイシンアテイン）

エイシンデインヒル（1997年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデインヒル（当時11歳）と交配したエイシンアテインが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方27戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の一般C。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

2月26日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

9月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

11月26日、中6週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイタクライフから5馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセフティコウダイに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2001年）

3月11日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C6-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコナサンセットに3/4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

4月15日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキタモンヤグラに1馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

4月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般E（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミッドツインに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般D（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカチマサルに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月2日、中2週で迎えた12戦目は、一般D（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアストロカイザーをクビ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月7日、中4週で迎えた13戦目は、七夕特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のゼンノコモクに1馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

7月29日、中2週で迎えた14戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリアサドンから6馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で北野真弘騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニホルダーから1馬身半差の2着に敗北した。

11月23日、中1週で迎えた17戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のフレンチアスカに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（10戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月19日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（11戦6勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（12戦6勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月3日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、一般B C（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般B C（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた24戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（13戦6勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた25戦目は、一般C（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月26日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた27戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（14戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のメイキングアワーに2馬身の差をつけて9勝目を奪取した。

7月13日、中2週で迎えた28戦目は、一般B C（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた29戦目は、一般B（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンラッキーから2馬身半差の2着となった。

8月26日、中1週で迎えた30戦目は、桂浜盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（8戦2勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた31戦目は、一般B（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（15戦7勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。