ソレイユフルール（2014年生、母コスモジャイロ）

ソレイユフルール（2014年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「太陽の花（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時11歳）と交配したコスモジャイロが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2018年の雷光特別(500万下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ビッグレッドファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、荻伏服部牧場によって237.6万円で落札された。

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

6月19日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた3戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のウィンドライジズをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2017年）

2月26日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた6戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

4月15日、中4週で迎えた7戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は原田和真騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったウランゲルから2馬身半差の2着に敗北した。

7月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（3戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。最後は、2着のキャラメルフレンチに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月21日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は原田和真騎手（4戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。13着に敗れた。

10月29日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、ルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（5戦1勝）。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。6着を確保した。

4歳（2018年）

1月27日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の中京スポーツ杯（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の紫川特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

4月28日、中9週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は原田和真騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上1600万下の駿風ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（7戦1勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。16着に終わった。

9月2日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、3歳以上500万下の雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロイックアゲンをハナ差制して休養明けの一戦をモノにした。

10月20日、中6週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の飛翼特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（2戦1勝）。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。14着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた19戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 曇/重）に48.5kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。16着に終わった。

5歳（2019年）

1月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、4歳以上1000万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。