トウショウスパーダ（2007年生、母キートウショウ）

トウショウスパーダ（2007年6月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋剣（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時18歳）と交配したキートウショウが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の一般C4四。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

3月21日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

4歳（2011年）

4月5日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた3戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C4六（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカネコメキラリに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月5日、中3週で迎えた4戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般C4三（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したミリオンダンサーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

5月31日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4四（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のマイネルハーデスに1馬身の差をつけてファンの期待に応えた。