カツザクラ（2011年生、母メダイユドール）

カツザクラ（2011年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主名より＋父名より」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時22歳）と交配したメダイユドールが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）丸村村下ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方20戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、丸村村下ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって630万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、北側雅勝によって1,102.5万円で落札された。

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

6月15日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

6月23日、連闘で迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に終わった。

7月28日、中4週で迎えた3戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

8月24日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

10月20日、中7週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた6戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた7戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月28日、中4週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた9戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったカリカリクンにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

3歳（2014年）

1月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた11戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた13戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた15戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた16戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた18戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた19戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた20戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、ミカサパワーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は下原理騎手（11戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（12戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（13戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。