ディーズコンコルド（2004年生、母フジノルーラー）

ディーズコンコルド（2004年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時11歳）と交配したフジノルーラーが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦2勝2着1回。2006年のグラスワンダー賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

5月17日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

7月19日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のチェンリーをハナ差制して未勝利戦を制した。

8月1日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオカールノキセキから1馬身差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスターギャラクシーに1馬身の差をつけて2勝目を収める

9月20日、中2週で迎えた7戦目は、2歳オープンのグラスワンダー賞（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのタニノギムレット賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2007年）

9月2日、約11か月の休み明けで迎えた9戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。18着に終わった。

10月8日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千葉直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた11戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤聖也騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

4歳（2008年）

8月20日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。