サクライチイ（1986年生、母モリスイセイ）
Sakura Ichii
1986.04.11
サクライチイ（1986年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキートザボルト（当時9歳）と交配したモリスイセイが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八木 明広。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方11戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の3歳。
プロフィール
基本情報
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
近親馬
※活躍馬のみ。産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Bull Dog＝Sir Gallahad | 6×6*7 | 3.9% |
| 牡 | Royal Charger | 6×4*5 | 10.93% |
| 牡 | War Admiral | 5*5×6 | 7.81% |
| 牡 | Hyperion | 6*6×5 | 6.25% |
| 牡 | Beau Pere | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Man o' War | 6*6×6*7 | 5.46% |
| 牡 | Gainsborough | 7*7×6*7*7 | 4.68% |
| 牡 | Pharos | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Gay Crusader | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Phalaris | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Teddy | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡S | Princequillo | 4*6 | 7.81% |
| 牡S | Alibhai | 5*5 | 6.25% |
| 牡S | Papyrus | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Blue Larkspur | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Tracery | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡M | Solario | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡M | Tourbillon | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Blandford | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Selene | 7*7*7×6 | 3.9% |
| 牝 | Plucky Liege | 7×7*7 | 2.34% |
5代血統表
| 父の父Key to the Mint1969（USA） | Graustark1963（USA） | Ribot | Tenerani | |
| Romanella | ||||
| Flower Bowl | Alibhai | |||
| Flower Bed | ||||
| Key Bridge1959（USA） | Princequillo | Prince Rose | ||
| Cosquilla | ||||
| 父キートザボルト1977（CAN） | Blue Banner | War Admiral | ||
| Risque Blue | ||||
| Buckpasser1963（USA） | Tom Fool | Menow | ||
| Gaga | ||||
| 父の母Passing Look1971（USA） | Busanda | War Admiral | ||
| Businesslike | ||||
| Gay Meeting1967（USA） | Sir Gaylord | Turn-to | ||
| Somethingroyal | ||||
| Secret Meeting | Alibhai | |||
| Burgoo Maid | ||||
| 母の父ジヨツギング1967（USA） | Swaps1952（USA） | Khaled | Hyperion | |
| Eclair | ||||
| Iron Reward | Beau Pere | |||
| Iron Maiden | ||||
| Doricharger1955（USA） | Royal Charger | Nearco | ||
| Sun Princess | ||||
| 母モリスイセイ1978（JPN） | Lady Dorimar | Our Boots | ||
| Dorimar | ||||
| ハツピーオーメン1960（IRE） | Hugh Lupus | Djebel | ||
| Sakountala | ||||
| 母の母モリホープニセイ1968（JPN） | Royal Applause | Royal Charger | ||
| Phase | ||||
| モリホープ1960（JPN） | マサタカラ | Preciptic | ||
| キーボード | ||||
| ダイニフジホマレ | ハクコウ | |||
| 第参不知火 | ||||
血統分類
- サイアーライン
- リボー系
- ファミリーナンバー
- 1-c
レース成績
経歴
デビュー前
勝田穂厩舎（金沢）へ入厩。
2歳（1988年）
6月20日、デビュー戦は勝田浩騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロードキングに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
7月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で勝田浩騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロードキングに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
8月2日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝田浩騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で勝田浩騎手（3戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノビンゴからクビ差の2着に甘んじた。
8月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で勝田浩騎手（4戦2勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードジヤンヌからクビ差の2着に甘んじた。
9月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で勝田浩騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月10日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で勝田浩騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーランドに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
10月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で勝田浩騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で勝田浩騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノビンゴに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
11月30日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で勝田浩騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトビアンに2馬身の差をつけて5勝目を手にした。
12月12日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、2歳戦の3歳優駿（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で勝田浩騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3歳（1989年）
1月20日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下の白梅賞（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。
3月4日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた13戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳400万下の初雛賞（阪神芝1600m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず13着に終わった。
3月18日、中1週で迎えた14戦目は、4歳400万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。
4月1日、中1週で迎えた15戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。
4月16日、中1週で迎えた16戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。
5月7日、中2週で迎えた17戦目は、4歳400万下のこけもも賞（新潟芝2200m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。
6月11日、中4週で迎えた18戦目は、松田幸春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下のニセコ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。
6月18日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ルバイヤートに3/4馬身交わされて2着となった。
7月15日、中1週で迎えた21戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。
7月29日、中1週で迎えた22戦目は、町田義一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。
8月12日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。
8月27日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、かなりのハイペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。
4歳（1990年）
1月27日、約5か月の休み明けで迎えた25戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず12着に終わった。
2月4日、連闘で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。