ナムラグレイス（2011年生、母ナムラマリオン）

ナムラグレイス（2011年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋優美。伯母名（グレイスナムラ）より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時22歳）と交配したナムラマリオンが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤和明。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳B8。

経歴

デビュー前

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

10月20日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 雨/重）に出走。馬体重は390kg。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

3歳（2014年）

1月19日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

3月8日、中6週で迎えた3戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた4戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた5戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた6戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

5月18日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモナークトウショウに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月25日、連闘で迎えた8戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部大地騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。