ナイスルーキー（2002年生、母ナイスデザート）

ナイスルーキー（2002年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋ルーキー」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時17歳）と交配したナイスデザートが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は福島県、生産者は天工（有）。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦3勝。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

1月29日、デビュー戦は五十嵐雄祐騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

5月1日、中9週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

6月11日、中5週で迎えた4戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい18着に終わった。

4歳（2006年）

1月28日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた5戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナチュラルフレイムを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

2月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルポポラーレに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

3月12日、中3週で迎えた7戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

4月22日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタニノレジェンドをクビ差振り切って3勝目を収める

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。